床の断熱と気密
A邸の床は、合計106mmのフェノールフォームの充填断熱です。
同じような充填断熱材である硬質ウレタンフォームより少し断熱性能の高いものを使用しています。
コンクリートの基礎の上に敷いた土台をスキマ無く埋めるように断熱材を充填し、さらに気密テープで気密性を高めます。
この上に24mmの構造用合板を敷き、床の下地をつくります。
念には念を入れて、柱と床のスキマもシーリング材で埋めていきます。
これをやったからといっても、ほんのわずかな差でしかなく、冬が劇的にあたたかい!ということにはならないんですが、この細かい作業が冬の床の冷え込みや結露による素材の腐りを防ぐことにつながります。
地味~な作業なので実は長時間やっていると飽きてくるんですが(笑) 快適性の底上げと、家の寿命を延ばすことにつながると信じて、手間をかけている部分です。