書斎

キッチンから3歩で行ける書斎。ドアやカウンターなど全てチーク系の色で揃え、アンティークとかビンテージといった雰囲気になっています。

床はアカシア無垢板。濃淡がはっきりしていて個性的な木目が特徴です。

「他の部屋とは違う雰囲気」と意図したインテリア。天井材、ブラインドも濃色にして奥行き感を出しています。

ニッチには異素材を組み合わせたタイル。カウンター上には一部、立体感のあるウッドタイルが貼ってあります。書棚にもレトロな3色使いの異形タイル。これらは全てTさんが自分で施工したもの。「家の性能的な部分に関わらない部分の仕上げは自分でやりたい」ということで、T邸のタイル(床以外全て)貼りと塗装は全て施主施工です。キッチンの背面収納などに貼ったキッチンパネルのコーキングもTさんが施工しました。

「普通、何回もやってたらだんだん上手になるもんだよね?なぜか一番最初に貼ったタイルが一番きれいにできた」と首をひねっています。「だって途中で飽きてきちゃってさー」そりゃだんだん雑になるわけだ(笑) コーキングも「やればやるほどドツボにハマるから、もう隙間が埋まってれば良いってことにした」と強制的に完了させたもよう。でも、コーキングはそのうち劣化したらまた打ち直しが必要になるので、一度やっておけばいつでも自分で打ち直しできますね。

個人事業主として在宅で仕事をしているため、たまに来客があったとき用に玄関土間から直接書斎へアクセスできるようになっています。薪ストーブの暖気もここから書斎へ。