着工しました

昨年12月に地盤調査を行った会津若松市のお客様の家、先日着工になりました。

通常、地盤調査を行った後に着工までこんなに時間を置くことはありません。今回は着工まで辿り着くのに紆余曲折あり、ついにやっと、ようやく、念願の!といった思いでの着工となりました。
確認申請にあたり、本当に色々あってですね・・・。申請のため年に何十回と行っている場所ですが、今回ばかりは市役所が嫌いになりそうでした。(笑)

本来であれば1月末には基礎着工となる予定だったので、1か月半以上の予想外の延期です。さすがに頭を抱えました。しかし現場の工事状況的には「延びて良かった」です。取ってつけたフォローのようですが、これは事実。

ただでさえ冬の基礎工事は気を遣います。充分な強度を持った基礎にするためのコンクリートの温度管理が難しいからで、冬期間は基礎工事をしないと徹底している住宅メーカーもあるほど。ましてや今年の積雪量を思えば、他の季節よりも基礎工事が難航することは目に見えていました。工事が手間取るのは仕方ないにしても、きちんとした品質の基礎を作るために、寒さや雪などの懸念事項は無いにこしたことはありません。

お客様にとっても気の揉める1か月半だったと思います。なるべく早く住み始められるように今後の工事をきっちり頑張っていきますので、見守って頂ければ幸いです。

偶然ですが、計ったように大安の建築吉日に着工でき、紆余曲折の記憶はなくなりました。(笑)
地鎮祭で頂いた鎮物(しずめもの)を地中に埋め、工事開始です。完成まで事故なく無事に工事が出来ますよう。そしてその後もどうぞお守りください。